深呼吸してますか？ 日々の生活の中では、無意識的な呼吸になりやすく、浅く短い呼吸になっていることが多いです。この呼吸では交感神経が優位に働きやすく、自律神経自体のバランスが崩れ免疫力の低下などを引き起こします。呼吸は意識をすることで呼吸の回数や速さをコントロールすることができます。生命を維持する機能＝自律神経機能　で自らコントロールできるのは呼吸だけです。正しく深呼吸をすることで、副交感神経を刺激し、交感神経優位の体をリラックスした状態にする効果があります。肺の機能を存分に使って酸素をしっかり取り込むことができますから、細胞の活性化、血行促進、基礎代謝の向上、脳活動の活性化、自律神経機能の調整、リラクゼーション、質の良い睡眠、そして疲労回復など、非常に多くの心身への効果が期待でき深呼吸で酸素をたくさん取り込むことで、疲労の回復にも効果があります。深呼吸をすると横隔膜が広がり、内臓を刺激して血行が良くなります。 冷え性と肩こり改善、さらに腸を刺激し便秘解消にも効果が！ 体内に入る酸素の20％～25％が脳で使われています。深呼吸をすることで、セロトニンという幸せホルモンの分泌を促すことができます。

息を吐ききった状態にし、鼻からゆっくりと肺いっぱいに息を吸い込みましょう。いつも短い呼吸をしている人はすぐ吐きたくなってしまいますが、ぐっと我慢し、息を吸うことに意識を集中してください。腹部を2.5cm～5cm膨らませるまで、深く息を吸い込みましょう。背筋を伸ばして立った状態か、座って背筋を伸ばした状態で行いましょう。吸うときの倍くらいの時間をかけるイメージで、口から息をスーッと吐いていきます。このサイクルを5回程度、繰り返してみましょう。