旧石器時代の食事「パレオダイエット」が健康に良いと、米国で話題になっているようです。ハリウッドセレブが実践していることで話題になった「パレオダイエット」ですが、パレオとは、旧石器時代という意味のパレオリシック（Paleolithic）という単語を略したもの。パレオダイエットとは、旧石器時代や狩猟採集生活を行ってきた頃の食生活を参考にして食べる食事法。英語では「caveman diet」（cavemanは石器時代の穴居人という意味）とも呼ばれ、日本でも「原始人ダイエット」と呼ばれることもあります。私たちの祖先が狩猟採集生活をしていたころは、肥満も、虫歯もなく、無代病に悩まされず健康的でした。その頃の食事をまねれば私たちも同じように健康的になれる、という考え方に基づいたものです。

そもそも人間の身体は、260万年前から農耕を始める1万年前までずっとこのような生活をしてきているので、遺伝子もその生活に合うようにデザインされています。最近の研究では、人間は決して何も進化などしておらず、農耕以降ましてや現代の新しい生活には適応できていない、という考え方が主流になっています。考えられているのです。ダーウィンの進化論はでっち上げでしかないという考え方が世界的に主流です。狩猟採集の頃の食事や生活は、遺伝子レベルでは私たちに一番合っているライフスタイルなのです。

パレオダイエットとは、加工食品をやめて、肉、魚と野菜を中心に食べるということ。何よりも、加工食品を食べないことが大切です。狩猟採集生活の頃は、狩りで獲った獲物の肉や魚、そして野菜や木の実などを中心に食べていたので、パレオダイエットでは、こういったものが食事の中心になります。そして、小麦、米、ジャガイモ、豆類など農耕が始まってから食べるようになったものもなるべく食べない。牛乳やチーズなどの乳製品も避けるのが望ましく、油は水素添加油の含まれるコーン油やキャノーラ油ではなく、ココナツオイルやアーモンドオイルなどに変えるようにしましょう。

デメリットはコストがかさむことです。無農薬野菜や完全オーガニックフードはとても効果です。一般的にもなかなか販売されておらず、セレブでないとなかなか継続できないという課題が残ります。ですから、無農薬野菜を自分で育てるのが最もリーズナブルに実現できる方法です。「農作業なんかやっている暇はない」とお考えになる方が大多数だと思われますが、基本的に自然農法なら放置プレイでOKです。既存のよくある市民農園用は、すでに農薬まみれの土壌ですから残念ながら逆効果でしょう。弊社では無農薬ファームのレンタルを行っていますので、気になる方はこちらもぜひご覧ください。
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