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本格的な野営体験がおすすめ!予約ができるブッシュクラフト・キャンプ場【マイキャンプ】  

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◆ブッシュクラフトとは?
 

ブッシュクラフトとは、必要最低限の装備で森林や原野などに出向いて、なるべく自然環境にあるものを利用して数日間そこで生活するアウトドアスタイルのことです。近年注目されているアクティビティです。最低限必要な道具のみを持ち込むブッシュクラフトでは、自然のなかにある素材を利用し、必要なものを現地で加工して調達する楽しみがあります。一般的なキャンプでは、自然に近いところでくつろぐという感覚ですが、ブッシュクラフトでは、自然の中に入り込んで一体になるといった感覚の違いがあります。その達成感は、一般的なキャンプと比較して、その何倍も大きいものです。

まず始めに行うのは、自分の居場所であるシェルターづくりからです。立っている木を利用したり、拾ってきた枝を使ったりして、シェルターを建てます。テントを持参しなくても、タープのような大き目の布とロープさえあればかなり重宝します。ロープの使い方次第でいろんな形がつくれるので、夏はひさしだけの風通しのよいシェルターにするのもいいですし、冬は風を避けるために壁の枚数を増やしてもいいでしょう。森で野営するなら、ハンモックを持参するのが便利です。地面がフラットでなくても、問題なく居場所を確保することができます。寝床用にひとつ、荷物置き場用にひとつあれば完璧です。次は、火を起こします。着火剤を持っていってもいいですが、マッチやライターを持っていって、現地で枯葉やまつぼっくりを拾って火を付ける方法もあります。自分で起こした火でコーヒーを入れて、自分でつくったシェルターで寝る。その体験が何事にも代え難い楽しさになるはずです。究極のアウトドアとして認識されているブッシュクラフトは、自然をより身近に感じられるのが大きな魅力。大騒ぎをしたり、何人かの仲間とゲームをしたりするわけではなく、お腹が空いたらご飯をたべて、眠くなったら寝て、原始的なライフスタイル自体を楽しもうという試みです。

自然の中では、澄んだ空気が身体に溜まった邪気を洗い流してくれるような感覚があります。頭を使って何かを考えることをやめて、自然のリズムに浸ることで、頭がすっきりと冴えてきます。森の中では5感も研ぎ澄まされ敏感になります。風の向きが変わったり、雨が降りそうな湿度も感じ取ることができます。時間の流れはゆったりしていて、視野が広がる感覚もあります。こういった感覚は、人工的なモノに囲まれている現代的な生活では体験できないものです。便利なグッズに囲まれた日常暮らしからしばらくの間、あえて離れてみることで、人間の原点に回帰したような感覚を得ることができます。その場にあるものを活用してアウトドアを楽しむことは、ブッシュクラフトの大きな楽しみです。よくある一般的なキャンプでも、自然に親しんだ感覚はあるとは思いますが、そのレベルがけた違いに違うものです。自然に親しむというよりも、自然の中に溶け込んで同化してしまったような感覚を得られることでしょう。


 
 
◆ブッシュクラフトキャンプのルーツ
 

今でこそ趣味・娯楽のひとつとして認識されているキャンプですが、その起源は原始生活そのものです。原始時代の人類は、木の実などを採取しながら、並行して狩猟も行っていたと考えられています。季節によってもまず基本となる食を得るためには、どうしても定住せずに移動する生活がベースになっていたことでしょう。ですから、設営したり、撤去したりする作業がスピ―ディーにできる移動式の住居を持ちながら、最小限の荷物で転々としていたようです。現代の私たちから見れば、これはジプシー的な暮らしにも思えますが、ブッシュクラフトキャンプのルーツです。一説によると、日本でも、縄文時代には狩猟生活が主流で、その後の弥生時代に農耕が伝わって定住するようになったと言われています。その後、古墳時代や飛鳥時代には、権威を象徴するような建造物が建てられるようになっていきます。

現代的なキャンプでは、アウトドアのアクティビティとして、数多くあるレジャーのひとつとして捉えられており、原始的なブッシュクラフトキャンプに、娯楽的な要素が加わって、誰しもが安易に便利に楽しめる工夫がなされています。現代的なキャンプは、原始時代のそれとは、明らかに違ったものになっていますが、最近では、ブッシュクラフトは、違った意味合いで認識されるようになってきました。より通好みの本格的なキャンプとして、被災時を想定したサバイバル訓練として、自分の限界に挑戦するためのアトラクションとして、教育的な意味合いをもったトレーニングとして、健康寿命を延ばすための方法として、自分と向き合って自己を見つめなおす機会として、さまざまな意味合いをもって認識されるようになってきました。

 
 
◆ブッシュクラフトが人気の理由
 

ブッシュクラフト・・・それは「原始的な生活を楽しむこと」です。「原始的な生活を楽しむ」と言っても、決して土器を作れと言っているわけではありません。本来のブッシュクラフトは、何も道具を持たず、森に入って、そこにあるものを利用しながら、なるべく快適に生活できるように創意工夫することです。視点を変えてみること、それは生き抜く力を鍛えることに他なりません。知恵を絞って快適で便利な道具をその場で作ります。ツルやツタを使ってひもやロープの代わりにします。竹を切ってコップを作ります。枯れ枝を薪にして暖を取り、落ち葉を集めて、ソファーやベッドにします。灯りや調理は焚き火を使って行います。BGMは焚き火の音や川のせせらぎです。

自然の中で時間にとらわれない、ゆっくりとした時間を過ごしてみませんか?自然に還って原始的で不便な暮らしを敢えてすることは、視点を変えてみれば、とても贅沢なことです。多くのことが得られるかもしれません。森の臭いを感じて、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、心地よい風を感じて、太陽の温かさを感じて、鳥たちの声や樹木の葉が風になびく音を聞いてみませんか?焚き火の炎をただ見つめてみたり、コーヒーを入れたり、ウィスキーのボトルを煽ってみたり、月に雲が流れる様子も、瞬く星たちも、大自然を全身で感じることができます。自然の中で過ごす体験は、忘れられない貴重な体験になるはずです。

便利なモノに囲まれて、何不自由なく日常生活を送っている私たちにとっては、モノがあることが当たり前になり、感謝など忘れてしまっているものです。朝起きて、「今日もそこにスマホがあってありがたい!」などと感謝している人など、少なくとも私は誰も知りません。便利なモノがあって当たり前だと感じてしまう私たちは、ある意味で、現代人の弊害なのかもしれません。これはこう使えと強制されることに何の違和感も感じなくなっている私たちは、マニュアル管理社会の弊害の現れと言えるのかもしれません。あえて現代の道具を一切使わず原始的な生活をすることは、ありがたみを感じて、感謝することを思い起こさせてくれます。自然に還って原始的で不便な暮らしをする場面では、誰かとの助け合うことも求められます。協力して過酷な状況を乗り越える必要があるからです。過酷な環境下では利己主義のエゴイストは淘汰されてしまうものです。キャンプ生活をする中で、原始的な生活を体験することは、きっと私たちに忘れかけていた大切なものを取り戻させてくれることでしょう。

 
 
◆ブッシュクラフトを楽しむ際の注意点
 

ブッシュクラフトは、一般的には山や森などの自然の中で行うことになります。ですが、日本の山は必ず所有者がいます。無断で立ち入って野宿をするのは違法行為になります。また、自生している木を許可なく伐採したりすることも、法律で禁じられています。一般的なキャンプ場では、無断で木などを伐採・採取することが禁止行為となっていますが、ブッシュクラフトキャンプ場の場合にも、禁止されている可能性がありますので、事前に確認しておく必要があります。

ブッシュクラフトを楽しむ際は、野営やブッシュクラフトを許可しているキャンプ場を探すしか方法はありません。野営が許可されている場所を見つけたとしても、地面の上で直接焚き火を行う「直火」は、マナーの悪化や自然保護の観点から禁止されていることが多いです。直火が禁止されている場所で焚き火を楽しみたい方は、「焚き火台」を用意しておきましょう。あとは、火の不始末には十分に木をつけることです。炭などは、煙が出なくなって炭自体が黒くなっても、中のほうは、まだ火が付いている可能性が十分にあります。初心者が山火事を起こすのは、多くの場合、こういった錯覚から大事件に発展するものです。山火事には十分に木をつける必要があります。

 
 
◆ブッシュクラフトを楽しむ際に持参するもの
 

コンパクトな装備で楽しみたい人、多くのギアを揃えて快適に過ごしたい人など、キャンプの楽しみ方はキャンパーによって大きく異なります。何がいいとか言う決まりもありません。自分自身の力量に合わせた装備を持参する必要があります。ブッシュクラフトにおいて、ナイフ・ファイヤースターター・水筒の3つは最低限必要なアイテムです。

ナイフは欠かせないアイテムのひとつです。ものを切ったり削ったりするのに必ず使います。ブッシュクラフトシーンでは薪を割ったり木の枝を削ったりといった用途で使用するので、身幅や刃渡りが広いナイフを用意しておきましょう。ナイフを選ぶ際は、切れ味やお手入れに関わる素材に注目する必要があります。アウトドア用ナイフの刃(ブレード)に使われる素材は、主にステンレススチールとカーボンスチールの2種類に分けられます。ステンレススチールは錆びに強く手入れが簡単で、カーボンスチールは切れ味に優れるのが特徴です。ナイフ以外にも、ノコギリやナタなどの刃物を複数個用意しておくのもおすすめです。

ファイヤースターターやメタルマッチは、火を起こす道具として必要不可欠です。百円ライターでも問題ありませんが、ブッシュクラフトの際は、ファイヤースターターやメタルマッチと呼ばれる火打石を用意しておくのもおすすめです。ファイヤースターターは湿気に強く、濡れても使用することができます。焚き火をするなら、焚き火マットを必ず持っていきましょう。山火事になったら大変です。

水筒は必要なアイテムです。水は人間が生きていくうえで欠かせない重要なライフラインです。飲み水としてだけでなく、料理やものを洗う際も使うことになります。水を入れておく水筒やウォータータンクは持参するようにしましょう。上級者になると、ポータブル浄水器だけを持参して、川の水で賄うという人もいるようですが、浄水器のグレードと水の質が合っていないと、細菌を除去することができず、体調を崩してしまう危険性もありますから、注意が必要でしょう。慣れないうちは、これ以外にも、調理器具、タープ、ハンモックが必要になるものとお考え下さい。


 
 
◆なぜ山で直火するのが危険なのか?
 

【マイキャンプ】では、どこの施設でも直火は禁止させていただいております。なぜ山で直火するのが危険なのか?それは自然保護の観点と、山火事防止の観点からです。直火をすると、土中の微生物が死滅することで、生態系を破壊します。プラスチック類を一緒に放り込んでしまうと、そこにあった腐葉土が完全にダメになります。そして、土中に張り巡らされている根が燃えて炭になることで、植物自体を死滅させます。遠くの枯れ木がいきなり燃え出すこともあります。とても怖い現象ですが、数メートル離れたところに乾燥した気があると、地熱が伝わって、予期せぬところで炎が上がることもあります。あるキャンプ場では、ユーザーが山火事を起こして、数千万円の賠償金を請求されたケースもあります。死者や近隣の住宅にまで被害が及んでしまうと、このレベルでは済まされなくなります。

 
 
 
 
 

 
 
【日帰りデイタイム利用】 【宿泊ステイキャンプ】
チェックイン11:00ーチェックアウト19:00 チェックイン11:00ーチェックアウト翌09:00
日帰りの場合の利用時間 8hours

1泊2日の場合の利用時間 22hours

 

 
 
 
 
 
   
 
 
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